oyoyo Memo Blog

時事と雑記。気が向いたときに更新するブログ。

787 よりも 747-8 という選択

 Boeing 747-8
 画像は Boeing's New Airplane - 747-8 の動画キャプチャ

747-8(Boeing 747-8 Intercontinental)がジャンボの正統な後継機である。ただ、エンジンは GE(ジェネラル・エレクトリック)製に限られる。まぁ、GE と Boeing にナンボか渡せば、ロールス・ロイス製のものへのリエンジンの可能性がないことはないか。ロールス・ロイス製エンジンへの換装が可能となれば、英連邦系の各航空会社からの受注が見込めるかもしれず、これは Boeing にとって悪い話ではない。

日本の政府専用機のワイドボディ後継機として、現状では 747-8 を導入するのが最適な選択ではないかと小生は以前から思っている。間違っても 787(Boeing 787 Dreamliner)なんぞを後継候補にしてはならない。とりあえず4機欲しい。小型機ならば国産の MRJ(Mitsubishi Regional Jet)がある。

747-8 について、朝日が搭乗レポを掲載している。
次世代ジャンボ機「ボーイング747-8」に搭乗
(2012年9月4日 朝日新聞デジタル)


で、787 であるが・・・

ボーイング、787バッテリーの改善策を米連邦航空局に提示

2月22日(ブルームバーグ):米航空機メーカーのボーイング は22日、最新鋭旅客機「787」(ドリームライナー)のバッテリーの改善策を米連邦航空局(FAA)に提示した。同社は787の運航再開を目指している。

ボーイング商用航空機部門のレイ・コナー社長がワシントンでFAAのウエルタ長官と協議した。FAAとボーイングが電子メールで表明した。改善策に関するFAAの決定時期や協議内容は明らかにしなかった。

ボーイングの広報担当マーク・バーテル氏は同発表資料で、「われわれは、当社顧客と世界の利用客のためにこの問題の解決と運航再開に向け前進したことに勇気付けられた」と述べた。

事情に詳しい関係者は、ボーイングは安全性に関する当局の懸念を解消するためバッテリーの設計変更を提案すると述べていた。

FAAは発表資料で、「FAAはボーイングの提案を検討しており、詳細に分析する」と表明。「乗客の安全がわれわれの最優先課題であり、解決策がバッテリー不具合のリスクに対処したと確信できるまでは787の商用運航再開を許可しないだろう」と説明した。

(中略)

FAAを管轄する運輸省のラフード長官の承認も必要だが、長官は機体の安全性が「1000パーセント確保される」までドリームライナーの運航再開を認めないと述べている。

ボーイングは3月中に787の運航を再開することを目標に掲げているが、米ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングスは21日、787を6月5日までのフライトスケジュールから外すと発表。運航再開にはより長い時間を要するとみていることを示唆した。ユナイテッドは米航空会社で唯一787を運航していた。

(Bloomberg 2013/02/23 14:42 JST)



>FAAを管轄する運輸省のラフード長官の承認も必要だが、長官は機体の安全性が「1000パーセント確保される」までドリームライナーの運航再開を認めないと述べている。

その言葉通りなら、787 の商用運航再開の可能性は永遠にゼロということになる。導入したら最後というか、買ったら地獄というか、運用者にとってこれほど高コストな航空機はない。燃費云々、運用効率云々以前の問題である。

787 は、はっきり言って好きになれない。日本でいえば団塊世代の最後っ屁のような「後味の悪さ、ヌルさ」、どことなくお花畑リベラルに傾かざるを得ないイメージ、支那っぽい新自由主義の印象と臭いを登場した当初から連れ漂わせている機体であった。小生にはそう見えた。


787 の団塊世代の最後っ屁のような「後味の悪さ、ヌルさ」に関して、それは戦闘機で言えば、妙に F35 に思い当たるというか、似ている。

次期戦闘機F35Aの4機が性能満たさない可能性 政府答弁と矛盾
(MSN産経 2012.10.3 11:16)

F35、実戦配備不可能に 初期納入4機、防衛省の性能要求満たさず
(MSN産経 2013.1.27 10:46)

F35、エンジン回転翼に亀裂 米国防総省、飛行禁止
(MSN産経 2013.2.23 09:45)

日米外相会談で米、日本側を破格の待遇 F35も初めて議題に

(前半略)日本政府が導入を決めたが、開発の遅れと価格高騰が問題化した次期主力戦闘機F35の契約についてだ。複数の外相同行筋が議題になったことを否定しなかった。

同盟国で共同開発国のカナダやオーストラリア、英国、イタリア、トルコが導入の先送りや導入計画の見直しを決めており、日本だけが2017年3月に最初の4機を完成した形で導入するとしている。

日本政府は民主党政権時代に2013年度概算要求でF35を1機約150億円で2機、日本国内での最終組み立て費として1168億円を計上。安倍政権下で見直しの有無が注目されている。日米関係筋は、「開発の遅れと価格高騰が日米の契約違反となることが明らかになったため、米側から状況の説明があったようだ」としている。

(MSN産経 2013.1.19 16:19)



ワイドボディ旅客機においては 787 よりも 747-8 であり、戦闘機においては実戦配備不可能な F35 導入よりも実戦配備可能な F2 の生産ライン再起動が正しい選択であろう。1168億円あれば、 F2 の生産ライン再起動に十分である。






◇関連する過去のエントリ◇

【次期戦闘機】 作戦用航空機の補充を急げ!【松島基地被災】
http://oyoyomemo.blog7.fc2.com/blog-entry-137.html

F22 Raptor 物語 「アメリカは腹黒い。」
http://oyoyomemo.blog7.fc2.com/blog-entry-46.html

以下は、上掲エントリ内で引用させていただいた田母神俊雄閣下のお話の一部。

『F-22も輸出しないと言っていますが、あれも能力向上のバージョンができて、さらに能力がアップした時点でリリースされる可能性はあると思いますが、いまのF-22 が一番新しいという状況では、日本にリリースされることはないと思いますね』

『古いものをなんとか日本に売って、自分たちはさらに新しいものを付けるという売り方なんですよね』

『在日米軍と陸海空自衛隊の関係は上手く行ってると思います。オペレーションの現場では。ただ、商売の話になると、どうしてもそういう話が出てくる・・・・・・』





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